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2007年 03月 26日
写真は染織の道具です。金曜より2人展が始まっている染織家・竹田裕子さんが展示用に工房から持ってきて下さいました。染織は「つるの恩返し」でお馴染みの「織機」をはじめとしてたくさんの道具を使います。なんだか見ているだけで楽しいですよ!「織機」でトントンするのはちょっとあこがれですよね~ さまざまにカットされた木材を組み合わせて作られている道具たち。さまざまな工夫が凝らされていて「よく出来ているな~」と思わず感心してしまいました。裕子さんのお話によると、この染織のための道具を作る職人さんがいなくなりつつあるそうです。 よく考えてみると、道具がないと「染織」という技術じたいが途絶えてしまう可能性がある、というこわい現実に直面しているのだな、と改めて思いました。 大量生産のモノが溢れていて、効率が重視される世の中ですが、「手作りの伝統」は絶やさず守っていきたいものです。
by nagomi-calmer
| 2007-03-26 10:46
| つれづれ日記。
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